【全国の被害者に伝えたい】薪ストーブ問題は怒ったら負け!イライラするのはデメリットしかありません。

※当サイトは、アフィリエイト広告を掲載し収益を得て運営しています。
薪ストーブ問題 怒ってはだめ! 被害を受けている方

これから薪ストーブが本格的に使われ出すシーズンです。煙と臭いの問題にお悩みの方も多いのではないでしょうか。私も毎年ひどく悩まされています。

改善要求をしても一向に変わらない煙と臭い。住宅街でも全くお構いなしの利用状況。そんな時に出てくる一般的な感情と言えば「怒り」ではないでしょうか。

私も煙が臭ってくる度、「臭い!」と空気清浄機をフルパワーにして、イライラしていました。改善要求に行く時もイライラ(もちろん会話は丁寧に心がけてますが)。話し終わった後は利用者の悪びれない態度にイライラ……。

とにかく怒りが日常茶飯事で、生活から離れない時期がありました。しかしこれはだめな例です。全国の薪ストーブ被害者の方に強く言いたいのは、どんなことがあっても怒ってはだめということです。私も気がつくまでに何年もかかってしまったこの事実を、自戒の念も込めてここで記事にしたいと思います。

ここでは怒りという感情面についてクローズアップしています。怒ってはだめ=被害を我慢するという意味ではありません。

イライラ・怒りは何一つメリットが無い

怒ることのメリットはいっさいなし

「怒ってはだめ」という最たる理由は、怒ることによるメリットが無いということです。本当に何一つありません。怒るのは本当に無駄なことなのです。

怒りを自分の中で抑制した場合

怒り・イライラを相手に言わず、自分の中でのみで抑制すれば、当然ですが相手には伝わりません。つまりは怒っても問題解決に結びつくことは絶対にないのです。

むしろイライラが解消されずに積もりに積もったり、家族がイライラ解消のはけ口にされたりすることはあるかもしれません。

これらが何か良いことに役立つことはないので、単に怒り損となります。

怒りを家庭内で共有した場合

怒りを自分の中で抑制するのではななく、家庭の中で共有するケースもあるでしょう。

例えば夫婦間で「あのお宅最悪だね」「ありえないよね」等と愚痴をこぼし合うなど。言葉にして同意しあうことによりほんの少しはストレスが緩和できるかもしれません。しかしこれも薪ストーブ問題の改善には全く役立ちません。

むしろ家族間でイライラし合い、些細なことでけんかになってしまう可能性もあるでしょう。そうなったら結局こちらも怒り損です。

相手に直接イライラ・怒りをぶつけた場合

それじゃあ相手に怒りをぶつければ良いか……と言えばそれもよくありません。相手に怒りをぶつけて返ってくるリアクションは以下の3つでしょうか。

  • 相手も怒りだす
  • 相手にされない
  • 怖がられる

相手も怒れば話がこじれるだけですよね!?論理的な話ができなくなり、互いにエキサイトしては罵詈雑言の応酬にもなりかねません。そうなってしまうと関係修復は難しいでしょう。

相手が怒らずとも、一向に相手にされなかったらそれもまたイライラしてしまうだけです。

唯一、相手に怖がられれば改善してくれるかもしれません。ですがそれでは下手をすれば恫喝です。別のトラブルの元になってしまうこともあるかもしれません。ご近所ですからそれは避けたいところです。

ヤマダ
ヤマダ

私にはメリットは見いだせなかったのですが、あなたにはどう感じられたでしょうか。

怒ることはデメリットだらけ

怒ることのデメリットはたくさん

先ほどのとおり、怒ることによるメリットはありませんでした。対してデメリットはというと、いくらでもあります。むしろたくさんありすぎて困るほどにあります。

怒りは積み重なる

怒り・イライラは積み重なるものです。最初は小さくとも、積み重なると雪だるま式にどんどん大きく膨れ上がってしまいます。手が付けられなくなってしまうほど大きく育ってしまうと、何かをきっかけに大爆発してしまうかもしれません。

騒音・悪臭などのご近所トラブルで殺人・傷害事件が起きるのもこういった場合ではないでしょうか。つまり怒りを積み重ねてしまうことは大変危険なことなのです。

また、イライラは癖にもなりやすいもの。イライラ癖がついてしまうと心穏やかに過ごすことができなくなります。

煙い状況で気分良く生活できるか!

というのもごもっともかもしれませんが、せめてイライラせず生活したいものです。

身体に悪影響を及ぼす

怒るのは身体に良くない。これは体感的にも、何となくでもご存じの方は多いのではないでしょうか。

人が怒りを感じている時、実際に体の中では各種ストレスホルモンが分泌されます。多くの人に知られているのはアドレナリンやノルアドレナリン、コルチゾールです。

改めてこれらのホルモンを調べてみましたが、短期的ならさして問題ないようです。しかし長期にわたり分泌されると、以下のような障害が出ることが報告されています。

  • 動悸
  • 高血圧
  • うつ病
  • 不安
  • 不眠症
  • 集中障害
  • 体重増加

つまり、日常的に怒ることは本当に身体に良くないのです。相手がぬくぬくと楽しく生活しているのに、こちらの体調が悪くなるというのは馬鹿らしくないでしょうか。

私の場合、一時期イライラとストレスで睡眠障害の状態になりました。夢にまで薪ストーブが入り込んでくる始末で、半分寝ながらイライラが始まってしまうともうだめです。一度目をさましてしまうともう眠れないという状況でした。

医学的にも怒りが不健康の元となるのは明らかにされています。逆に言えば、怒るのを止めるだけで自分の身体を不健康にさらす機会は減ります。

家庭内の雰囲気が悪くなる

イライラしていると、どうしてもそのイライラの矛先は身近な人に向いてしまいがちです。些細なことでのけんかも増えてしまいますし、夫婦仲にも大きく影響を与えます。

最悪離婚する夫婦だっているかもしれません。我が家も「なんでこの土地にしたんだ!」「私は賃貸でも良かった!」などと険悪になった時期もありました。

そんなことで離婚するなら、薪ストーブ問題が無くても遅かれ早かれ離婚するのでは。

ヤマダ
ヤマダ

コロナ問題でも同じように言われますね。我が家は乗り越えたのでわかりませんが一理あるかもしれません。

また、イライラはどうやら伝染してしまうようです。自分がイライラしていると家族までもイライラしてしまうこともあります。そうならなくても家族から恐いなんて言われてしまうこともあるでしょう(言われてしまいました(ToT))。

つまりは自分のイライラから始まって、家庭内全体の雰囲気が悪くなってしまうのです。

特に子供がいるご家庭は注意が必要ではないでしょうか。子供は家庭内の雰囲気・空気感には非常に敏感です。健全な成長の妨げにもなってしまいかねません。

相手のことが嫌いになる

怒り・イライラの相手は薪ストーブ利用者さんです。常に怒りの感情を持っていると、イライラが積み重なるだけでなく、相手のことが嫌いになります。そりゃあ当たり前ですよね。

特に、声に出して怒りや悪口を表現してしまうのがもっともよくないようです。

  • 「住宅街で薪ストーブの煙をバンバン出すなんて非常識だ」
  • 「臭くて最悪」
  • 「こんな洗濯日和に使うなんてマナーのカケラもないヤツだ」

言葉は言霊とも言われます。こういったネガティブなことを言っていると、自分の耳からも入ってくるのでますます相手が嫌いになるでしょう。

そしてそれを聞く家族も同様に、相手のことが嫌いになっていきます。つまり家族みんなが薪ストーブ利用者さんに負の感情を持つことになりかねません。

ヤマダ
ヤマダ

なんだかこわいですよね。

そして相手に対し一定以上の負の感情が高まると、相手の全ての行動が不快になります。

薪ストーブ利用はもちろんのこと、以下のような普段ならそれほど気にならない行為も不快になるでしょう。

  • 薪を切るチェーンソーの音
  • 薪を割る音
  • 薪から湧く虫
  • 子供の騒ぎ声
  • 世間話している声
  • 路上での洗車
  • バーベキュー

つまりは相手の目に付くもの全てが不快になってしまう。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い的なやつですね。

最終的には姿を見るだけで不快になります。ご近所でちょくちょく顔を合わすわけですから、こうなると非常に生きづらいです。

ヤマダ
ヤマダ

不快な感情=同時にストレスホルモンも分泌される可能性もあり、そうなったらダブルパンチですよ。

交渉が不利になる

怒ること=感情的になること、そして相手を嫌いになることです。いくら表面上は取り繕っていても、ちょっとした言葉遣いや表現・表情に表われてしまいます。

例えば家族間でも、ちょっとした言い方でけんかに発展することはご存じですよね。

ヤマダ
ヤマダ

うちの妻はちょっとでも言い方を誤ると激怒します。。

加えて怒りは論理的な判断力を鈍らせます。薪ストーブ問題は非常にセンシティブなため、感情論になってしまっては交渉は難しいでしょう。

このように、怒りを持っているだけで交渉には不利になってしまうのです。

表面上怒りを抑えていても影響があるくらいですから、ど直球の怒りで交渉に臨むのがまずいのは言うまでもありません。

時間が奪われる

これが最も大きいデメリットと言えるかもしれません。イライラしている間、頭の中は相手のことで占領されます。怒りが強いほど、他の事は何も考えられない&手も付かないくらい相手への不愉快さでいっぱいになります。

この状況をパソコンに例えるなら、特定のソフトにCPUリソースが100%使われてしまうようなものです。PCはカクカクで、その間全く使い物にならないことでしょう。

怒っている時をWindowsのタスクマネージャに例えるとこうです(Macの方へ:アクティビティモニタみたいなものです)。

薪ストーブのイライラをタスクマネージャに例える

誰が見てもCPUが占領され続けているこのソフト(=イライラが頭を巡っている状態)は終了すべき。つまりはイライラは止めて家族や趣味に時間を使うべきと分かります。

イライラしている時間は、まるまる相手に時間を盗まれているようなものです。時には何時間もイライラし続けることもありますが、その間、他に使える時間は犠牲になっています。

怒る気持ちはよく分かります。しかし有限の時間を無駄にするのはもったいない。できれば生産的なことに使いたいものですよね。

ヤマダ
ヤマダ

思いつきでタスクマネージャに例えてみましたが、自分でもハッとするものがありました。デメリットしかないのにCPUを100%を使うソフトなんて、パソコンなら即座にアンインストールです。

私が考える怒らない方法

怒らない方法

怒りたくなくても、心が反応して怒ってしまうんだ!

という気持ちは分かります。私も当初はめちゃくちゃ怒っていましたので。

ここではそんな私が考えに考え抜いた、できるだけ怒らない方法をご紹介します。

怒ることは無意味だと心の底から理解する

ここまでで、怒ることは一切メリットがないこと。デメリットだらけなことをご紹介しました。

怒るのを止めるためには「怒るのは無意味・怒らない方が良い」と、まずは心のそこから理解・同意することが大事だと思います。本人が怒りたくないと心底思わなければ、改善することはできませんからね。

先ほども書いたとおり、イライラしているのは本当に時間がもったいない。人生の無駄使いです。

この世で一番大切なのは「家族」「自分」「時間」ではないでしょうか。相手のことを考えている時間があれば、家族や自分の為など、有意義なことに時間を使ったほうがよいはずです。

あなたがイライラしている間、薪ストーブ利用者側はあなたのことなんて考えてもいないでしょう。きっとぬくぬくしながらアイスでも食べてますよ。それでもまだイライラしますか?

薪ストーブ利用者はぬくぬくしながらアイスでも食べてますよ

怒りを止めるのは人のためならず(自分のため)です。怒ることは無意味なことだと理解し、怒りたくないと心底思うことが大事です。

怒らないと決意する

怒るのが無意味なこと、怒りたくないと思えるようになったら、もう怒らないと自分で決意することが大事です。怒るというのは反射・反応の世界だと思われがちですが、どうやらそうではないようです。

当たり前ですが、発生した事象はすぐ過去になってしまうので変えられません。しかし発生した事象に対しどう反応するかは自分で決めることができます。

怒るのをやめる!?Yes No

つまり「事象は変えられないけれど自分はコントロールできる」という理屈ですね。

もちろん脊髄反射でムっとしてしまうことはあるかもしれません。しかしその後怒りに繋げるかは自分の判断でできること。それには何があっても怒らないと心に決めることが大事です。

実は怒らないための技術は確立されています。そういった方法を学ぶのも良いでしょう。私も昔買ったこの本を読み返しています。

怒りの感情を無理に押し込めるのではないことに注意が必要です。そもそもの怒りを発生させないというイメージです。

悪口を言わない

相手の悪口を言っていると、自然と怒りがわいてきてしまいます。そのため悪口を口にしないことが重要です。私は悪口や自分の感情の代わりに、客観的な事実・事象を口にすることを心がけています。

  • 今日も薪ストーブの煙迷惑だね→今日も煙が出てるね
  • いきなり臭くなった!最悪!→薪ストーブついたみたいだから室内にいよう
  • 洗濯物に臭いがついた、うんざり→洗濯物に臭いがついたから洗い直そう
  • 非常識だな→こういう人もいるんだね
  • 腹立つわー→(言わない)

効果が出るには年単位でかかりそうですが、個人的には効果的だと信じています。

相手を宇宙人かなにかだと思う

時には相手からめちゃくちゃな言い分を聞くこともあります。私も「は!?」と耳を疑ってしまう発言をされたこともありました。

さすがにその日は普段怒らない私でもイライラしてしまったのですが、相手を話が分からない宇宙人なんだと思いこむと落ち着きました(笑)。宇宙人だったら考えられないような発言もわかりますし、仕方がないと。

宇宙人に違和感があるのであれば、外国人だと思ってもよいかもしれません。日本語がよくわからないのか、もしくは文化が違うからしょうがないねと思えますので。

ヤマダ
ヤマダ

ばからしく思えるかもしれませんが、こうでも考えないと納得がいかないような人もいます。

多様性だと考える

相手を宇宙人として考えれば心は落ち着いてきます。その後冷静になった後に、多様性だと言い聞かせるようにしています。

  • 自分だったら相手がいやがっていたら使うのを止めるのに
  • こんな街中で煙を出すのはマナー違反
  • 煙を出すなら山奥でやるものではないか
  • 常識では考えられない

これらは全て個人の意見の例であり、100%の正解はありません。

自分には常識だと思っていることは、人が違えばそうではないこともあるからです。100人いれば、自分には思いもよらない違う価値観を持つ人がいても不思議ではありません。

価値観は十人十色です。
価値観は十人十色です。

様々な価値観があるのは多様性であり、多様性があるから社会も発展しているわけです。

多様性=ダイバーシティという言葉は最近よく使われるようになってますよね。

「街中での薪ストーブは非常識」等と言うのは自分の常識で物事を考えているだけ。

それが正しい・正しくないという話では無く、全く違う常識を持つ人もいると認めることが大事です。

多様性なんだなと思えば、例え自分には全く理解はできなくてもイライラは減ってくると思います。

ヤマダ
ヤマダ

自分の常識内での「べき論」はイライラの元なので捨てましょう。

繰り返し怒らないと確認する

怒らないと決めていても、やはり極度の事象に対してついつい怒ってしまうことはあります。人間ですものね。また、怒らないと決めたこと自体を忘れてしまうこともあるでしょう。

もしも怒ってしまった時は、できるだけ早くしずめること。そして怒らないと決めたことを再確認するのが大事だと思います。私の場合は、先ほどの本をめくることにしています。

本ページも一生懸命書いたので、これを読んでも良さそうですね(^^)。という意味で自戒の念も込めて書いております。

まとめ

本ページでは、怒ってもメリットはないこと。そしてデメリットばかりで無意味なことをひたすら説明しました。

本ページをお読みになって、怒りにまみれた生活を止める人が増えれば良いなと思います。

私も、本文中の本を読んでいなければ、ずっと怒っていたと思います。薪ストーブ問題でイライラしている中、本棚から良書を手に取れたことはとても幸運だったと思います。

薪ストーブ問題でお悩みの中、少しでも快適に過ごすためにお役に立てれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました