薪ストーブのシーズンオフに、被害を受ける側が何かできることはないか考えてみた

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薪ストーブ対策 シーズンオフにできることは? 被害を受けている方

薪ストーブ問題に悩む方も、さすがに夏期においては被害はほぼ発生してないことと思います。ひいては問題を頭の片隅に追いやっている方も多いのではないでしょうか。

実は私もそうで、シーズンオフ中くらい、ホントは薪ストーブ問題の事など考えたくもありません。全てを忘れて、つかの間の幸せを楽しみたい!という気持ちはよくわかります。

ヤマダ
ヤマダ

にんげんだもの……(みつおさん風)。

とは言え冷静に現実を考えれば、また冬に問題が再開することはほぼ確実です。そこでシーズンが到来するまでの間に、何か少しでもできることはないか改めて考えてみました。

ご存じの通り、薪ストーブはまともな法律の規制がありません。そんな中で「できること」と言ってもたかが知れてはいます。

ですので結論から書いてしまいます。

  • 利用者とコミュニケーションをとる
  • 周辺住民の味方を増やす
  • お金を貯めておく
  • 声を上げる・発信する

残念ながら、さして目新しい考えも思いつきませんでした。

ですが被害に遭って間もない方には、お役にたてることもあるかもしれません。また、明文化することで、自分自身に言い聞かせる意味もあるかな?と思いまとめてみました。

本ページの内容が少しでも参考になるところがあれば幸いです。

利用者とコミュニケーションをとる

コミュニケーション

利用者やその家族とコミュニケーションをとること。後述する条件を満たす必要がありますが、これには良い事はあれど悪いことは無いと思います。

要は接触を増やし、親睦を深めておくということですね。

コミュニケーションが深まるほど、以下の様な効果が期待できると考えられます。

  • 相手の性格・人間性を知ることができる
  • 相手に相談を切り出しやすくなる
  • 被害感を軽減することができる
  • 相手も協力的になる

詳細は以下の記事で詳しく書いていますので、本ページでは概要だけ触れます。

まずは挨拶+αからが無難

コミュニケーションの要は会話です。とは言え押しかけてコミュニケーションを取るような強引な方法では相手も引いてしまいます。

最も自然で現実的な方法は、挨拶から始まる会話ではないでしょうか。

庭や道、出先で会った際、にこやかに挨拶してから+αで何か世間話などをする。「こんにちは」で終わらせずに、そこから一歩繋げる方法です。

  • 今日も暑いですね
  • 今日はお休みですか?
  • そちらのお花、きれいですね、何のお花ですか?

そこからはじまり、必要に応じて会話を繋げていくのはいかがでしょうか。

ヤマダ
ヤマダ

相手に時間の余裕がありそうな場合は、YES・NOで答えられない投げかけをすると、会話が続くきっかけになりやすいですね。

コミュニケーションの相手について

利用者本人がベストとは思いますが、そのお宅の誰であっても仲良くなるのは良いと思います(例え子供であっても)。

しかしコミュニケーションは、片方が望んでも、もう片方が望まなければできません。ですので、対象となる相手がコミュニケーションしたくなければどうやっても難しいです。

例えば私の場合、薪ストーブ利用者側の夫は最初から私たちと関わりたくなかったと思われます。何を話しても即座に会話終了状態でした(単に寡黙なだけだったかは今となってはわかりませんが)。

会話が即終了するような相手でも、うまくコミュニケーションが取れる方法があればご教示いただければ幸いです。

このような場合は無理して踏み込まず、アプローチする相手を変えるのも一案ではないでしょうか。例えば妻同士だったり、子供同士だったりで仲良くなってもらうなどですね。

ただし【こちら:夫】 × 【相手:妻】(この逆も含む)の場合は、いろいろな面で不快感を与えないように注意が必要そうです。

コミュニケーションが可能な前提条件

残念ながらコミュニケーションを取るためには、そもそもの前提として以下の条件が必要です。

  1. 関係が悪化していない
  2. 日本語が通じる

関係が悪い状態でのよいコミュニケーションはまず無理ですし、修復するのも至難のわざです。

日本語が通じる必要があるのは言うまでもありません。ちなみに、日本語が話せても、通じるかは別の問題です。。

ヤマダ
ヤマダ

私もそうですが、年数が経過してしまうと関係が悪化しやすく、もう無理……という状況の方も多いのかもしれません。

周辺住民の味方を増やす

周辺住民とのコミュニケーション

自宅周辺に住まう住民の味方を増やすのも良い案と思います。便宜上「味方」としましたが、こちらも要は仲良くなっておくということです。

原則1:味方は多ければ多いほど良い

当たり前の話ですが、味方は多ければ多いほど良いです。例えば周辺住民が団結して問題を提起すれば、相手も聞く耳を持ってくれるかもしれません。

薪ストーブ問題に関する味方の方が心強いですが、必ずしもそうである必要はないと思います。まずはとにかく周辺住民と仲良くなっておく。それだけでも、いざという時のための布石となりえるかもしれません。

最初から「○○さんちの煙が気になりませんか?」と探りを入れてしまうと、利用者と仲が良かった場合によからぬ事になりかねないので注意です。

原則2:味方は強ければ強いほど良い

味方は強ければ強いほど良い。これもまた当然の話です。ここでの強いというのは、あらゆる意味での強さを指しています。

  • こわもてである
  • ガタイが良い
  • 交渉力がある
  • 地元の権力者である

等などです。

ちなみに大人同士の話し合いでは腕力・見た目の強さは意味をなしませんが、プレッシャーという点では時に効果的があるはずです。

また、自治会の代表や地元の権力者(盟主や顔が利く人)などと仲良くなれれば、新たな道が開ける可能性もあるかもしれません。

地域活動やボランティアなどもありかも!?

声かけなど地道な行動で味方を増やしていくのも良いですが、それには限界もあります。

可能であれば地域活動やボランティアなどに積極的に参加すると、地元の味方を増やすきっかけになりやすいと思います。

それらの活動の中で活躍するほど、人脈や好感を得やすいはずです。

ヤマダ
ヤマダ

ただし地域差も大きいかもしれません。コロナも影響していますが、我が家周辺では地域活動が全くと言っていいほど無いです。

お金を貯めておく

お金

お金はとても万能です。お金さえあれば人生における大抵の問題を解決してくれます。

薪ストーブ問題も、お金さえあれば解決できることがほとんどと言えるかもしれません。よって、お金を貯めておくことは非常に大事な事だと思います。

各種費用を負担するため

利用者の煙突が明らかに不適切なケースがあります。例えば、窓の近くに煙突トップがある場合などは煙が直撃してしまいます。

もしくは煙突は問題が無くても、排出される臭気がどうしても気になる場合もあります。

これらは、

  • 煙突を高くする
  • 排煙浄化装置を設置する

ということで改善できる可能性があるもの。つまり、お金で解決できるということです。

もちろん、交渉がうまくいけばこちらがお金を出す必要はありません。

しかし費用をいくらか(または全額)負担してあげる条件を提示すれば、交渉の成功率も大きく変わってくることでしょう。

ヤマダ
ヤマダ

お金を負担するのは、心情的に納得いかない方も多いかもしれません。しかしそれで問題の解決に近づけるなら「交渉の切り札」としてありではないでしょうか。

極論を言えば、お金で薪ストーブ利用を止めてもらう(要は示談)することも時に可能なこともあると思われます。引越しする場合の損失と比べれば安く済むかもしれません。

いざとなった時の為の引越し資金

いくら薪ストーブ利用者が協力的な対応をしてくれたとしても、問題が100%解決するとは限りません。不満があっても、ある程度の譲歩をせざるを得ないこともあります。

そんな不満や我慢から解放されるために、最も効果的かつ確実な方法は、残念ながら引っ越すことです。

しかし引越しにはまとまったお金がかかります。

  • 引越し代金
  • 新居の費用(売買・賃貸どちらでも)

いざ希望にピッタリの優良物件が見つかった際、お金が足りないために諦めるのは悲しいですよね。

いざという時に困らないよう、できるだけお金を貯めておくことは重要と思います。

声を上げる・発信する

住宅地での薪ストーブは、いたるところで発生している根の深い問題と思います。その問題に対し、声を上げる(発信・主張)することは重要なことだと思います。

一人一人の声は小さくとも、集まれば大きな声になります。すぐに問題が解決することには繋がりづらいですが、いつかは世の中が変わるかもしれません。

SNSなどでの活動

シーズン外もSNSで発信・活動されている方もいらっしゃいます。恥ずかしながらかくいう私は全くできておらず、本当に頭が下がる思いです。

発信・活動は、誰も好き好んでやっていることではありません。ネガティブなことを書くのも多いため痛みが伴う活動でもあり、貴重な時間も削られるわけです。

なので、行うことは素晴らしいとは思いますが、誰もができることではないのが現実です。

しかしそれらに対し支援することであれば、ハードルが低いのではないでしょうか。例えば「いいね」・「リツイート」を付けたり、応援のコメントをするのも良いかもしれません。

ヤマダ
ヤマダ

ネット上の仲間・味方も増えるメリットもあるかもしれませんね。

その他、各自できることをする

その他各自ができること。適したことがあると思います。それが何かはわかりませんが、探し実行するのも良いと思います。

ちなみに私はSNSはやってみたものの、残念ながらあまり適性がありませんでした。そんな私は、慣れ親しんだブログ運営で情報を発信することの方が向いていそうです。

他にも、

  • 動画をアップする
  • 各所に意見を投稿する
  • 発信する人を応援する

などもあると思います。

具体的にこんなことをしたら良いよ!ということをご存じでしたらご教示いただければ幸いです。

人それぞれ、向き・不向きはあると思います。被害に遭っている方の各々ができることを地道に行えば、より良い未来に繋がるかもしれません。

ヤマダ
ヤマダ

とは言え恥ずかしながら私もブログすら満足に投稿できているとは言えません。定期的に更新できるように努めたいなと考えています。

まとめ

利用者と仲良くなる。味方を増やす。お金を貯める。声を上げる。……これらは一朝一夕で効果があるものではないものばかりです。

だからこそ、シーズンオフであってもコツコツと実施する価値はあるのかもしれませんね。

これを書いている現在、シーズンに入るまであと4~5ヶ月前後といったところです。私もがんばりたいと思います(利用者とのコミュニケーション以外)。

コメント

  1. さんぽ より:

    オフシーズン中の発信、ご苦労様です有難うございます。SNSを全くやってこなかったのですが、拡散するためにアカウントを作ってもいいかなと思いました。これからも無理なさらずこのブログ続けていってください。

    • ヤマダ より:

      さんぽさん、こんにちは。
      SNSは投稿することで気が楽になることもあるのでお勧めです。

      気づけば本記事を書いてから1月以上、シーズンオフはなかなか難しいですね。。

      • さんぽ より:

        twitter始めてみました。きちんと詳しく勉強されている方がいて感心します。まだ右も左も分からないtwitterなのでとりあえずシェアで応援していこうと思います

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