薪ストーブご近所問題の言ってはいけない【利用者編】被害者がイラッとくる言い方は!?

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薪ストーブ問題NGな言い方【利用者編】 利用されている方

ご近所問題は、コミュニケーションや相手を思いやる姿勢が重要です。それが自然と見え隠れしてしまうのが、節々に出てくる発言内容です。

もしも薪ストーブ利用者が下手なことを言えば「思いやる姿勢が無い!」と判断され、相手はより敵対的になることでしょう。利用者も引きずられてイライラしてしまい、コミュニケーションが失敗に終わることもあるしれないのです。

相手がイラッとする言葉を使わないのは、お互いのためでもあります。

本ページでは、私たち被害者側がイラッとくる言葉を集めました。薪ストーブ利用者の方には是非ご一読いただければ幸いです。

2022/09/30追記:
本ページは、昨年書いた以下のページから改めて独立させた内容です。「被害者側の言ってはいけない」をご覧になりたい方は、以下ページをご覧ください。

薪ストーブ利用者側の言ってはいけない

利用者側

薪ストーブの利用者側が、被害者と話をする際に言ってはいけない・言わない方が良いことを考えてみます。実際に私が言われた言葉や、言われたらさぞ嫌だろうなぁという言葉を集めてみました。

主に気をつけたいのは、以下のような言葉です。

  • 改善を拒否する言葉
  • 聞く耳を持たない言葉
  • 理不尽な言葉

それでは見ていきましょう。

法律で使用が認められているんです

利用者
利用者

法律で使用が認められているものなので、住宅街で使っても良いんです。

被害者
被害者

法律はそうかもしれないけど、実際臭いがすごいんだよなぁ。それに昼間は洗濯物が干せないから止めて欲しい……。

たしかに法律上、どんな住宅密集地でも使って良いのはその通りです。しかし現実的には、法律の範囲であれば何をしても良いかと言えばそうではありません。人間社会にはマナーやモラルといったものがあるからです。

法律を盾に、24時間好きな時に好きなように使い、煙や臭いは出し放題で使ったらどうでしょうか。マナーのカケラも無いのか!と被害者は感じてしまうことでしょう。

そもそも薪ストーブ問題に限らず、ご近所問題に法律を持ち出すとややこしいことになりやすいので注意が必要です。

もちろん「今すぐ止めろ」などのモンスターに対しては法律問題を出すのも致し方ありません。

臭いなんてありえません

利用者
利用者

高性能な薪ストーブを使ってますので臭いなんてありえません。もし出ても常識の範囲です。

被害者
被害者

決めつけれられたら、話し合いにすらならない。

煙は出てない、出ていても生活臭レベルだ。そう決めつけられてしまったら話し合いにもなりません。どんなことでもそうですが、決めつけるのは良くないですよね。

例え臭いが出ていないと思っていたとしても、現実は分かりません。実際に相手が困っていると言うのであれば、まずは話を聞いてあげることが重要です。

その上で対応を考えても遅くはありません。

あなたが神経質なんじゃないですか

利用者
利用者

他のお宅は誰も臭いと言ってませんよ。あなたが神経質なだけではないですか?

被害者
被害者

自分を棚に上げて、こっちがおかしいと!?この人と話し合いをするのはどうやら無理そうだな。

これは絶対に言ってはいけないレベルの言葉です。神経質じゃないか=こちらの問題ではなく、あなたが異常ではないですか、という意味です。

他に例えるなら、以下の対応と同じです。

  • 飲食店で髪の毛が入っていた→あなたの髪の毛じゃないですか?
  • 電化製品が壊れた→あなたの使い方が悪いんじゃないですか?

例え話を出すまでも無く、どう考えても相手は気分を害することが明白です。

また、相手を神経質だと見なすことで、自分を正当化するという心理が働きやすいのでご注意ください。

家の煙だという証拠はあるんですか

利用者
利用者

他の家も薪ストーブを使ってますし、野焼きもあります。家の煙だという証拠はあるんですか?

被害者
被害者

目視でも確認できるし、絶対この家の煙なことはわかってるんだよ。証拠なんてないよ。

薪ストーブが多く設置されている地域では、たしかにどのお宅の煙かが分かりづらいです。ただ、証拠はあるのか!?などと言われれば間違い無く良い気持ちはしません。

大抵の場合、ご近所さんにクレームを言うまでに一定の我慢の期間を経て伝えています。その場合、被害者側は確信しているからクレームを言うわけです。

それに対し証拠云々を持ち出されれば、気分を害するの間違いないでしょう。

初めて言われました

利用者
利用者

これまで10年以上使ってますけど、臭いが気になると言われたのは初めてです。

被害者
被害者

我が家が風下になっている。こっちは10年我慢してきたのになんて言い草なんだろう。

初めて言われた=あなた以外には言われていない、あなたが神経質なのだという風に受け取れます。

特に長年我慢をし、やっとの思いで声をあげた人にとっては非常に不快に感じることでしょう。

エコな暖房器具なのでいいことをしているんです

利用者
利用者

カーボンニュートラルで環境に優しく、社会的には良いことをしているんです。

被害者
被害者

こんなに煙を出していて環境に良いわけない。この人は何を言ってるんだろう。

薪ストーブはカーボンニュートラルでエコだと言われます。それは正しく利用した場合のみで、逆に不完全燃焼をまき散らしていれば大気汚染にも繋がりかねません。

正しく使えていないことに起因するクレームであれば、それをエコと呼び免罪符に使われると反感を買うことになります。

正しく使えていたとしても「エコの為なら人に迷惑をかけてもいいのか!」と感情的になられる可能性があるでしょう。

まだ使うのに慣れていないので、すみません

まだ使い始めて数年なので慣れていないんです、すみません。

もう何年も臭ってますよ。こっちはあなたの被験者ではないのですから燻されるのはもうたくさん。慣れてないならプロのレクチャーを受けるなり努力してほしい。

薪ストーブはアナログな暖房器具ですので、人により上手い下手があります。独力で上手になるまでには何年もかかるでしょう。煙を少なくしようとする意識が無ければ、一生上手くならないかもしれません。

誰でも最初は初心者ですので、慣れてないから……という気持ちは分かりますが、それでは慣れるまで我慢してくださいと言っているようなものです。周辺住民は実験台ではありません。

プロの指導を受けたり、薪の水分を測ったりなどと努力の姿勢が見られないとイラッとくることでしょう。

多少の臭いは大目に見てもらえませんか

利用者
利用者

今後気をつけて使います。ただ、薪を燃やす暖房器具なので多少は大目に見てもらえませんか。お互い様ですし。

被害者
被害者

「大目に見る」「お互い様」を強要されるの、なんだかなぁ。

これは、要は我慢してくれないかということです。しかし「大目に見る」「お互い様」は、強制されるものではなく、自分から思うことだと思います。

例えば「子供は騒ぐものだから大目に見て」と、騒ぐ子の親から言われたら何だかなぁと思いませんか。逆に自分から「子供は騒ぐものだから大目に見よう」と思うのは至って自然です。

つまりは「大目に見る」「お互い様」は、被害を受ける側が発するに相応しいことばです。それらを強制するような余計な言葉は言わない方がよいでしょう。

相手から明確な迷惑を掛けられているなど、本当にお互い様の場合はまた違ってくると思います。

私の唯一の趣味で楽しみなんです

利用者
利用者

無趣味だった私の唯一の趣味なので、なんとかお願いします。

被害者
被害者

そんなこと言われても困るなぁ。実際被害を受けているのはこちらだし。。

お願いされても、臭いことは変わりません。趣味は他人に迷惑を掛けないでするものだろうと反感を買うでしょう。

お願いするよりも、臭いを抑える努力に最善を尽くしてもらいたいと思うものです。

臭いを抑える相応の努力した上での言葉であればまた違ってくるかもしれません。

後から引っ越してきたくせに

利用者
利用者

後から引っ越してきたんですよね。煙突があるんだから臭うことくらい分かって住んだのではないですか。

被害者
被害者

こちらには快適に住む権利はないのだろうか

これには2つの意味が含まれる可能性があります。

  • 煙突があるのだから臭うことくらい分かるだろう
  • 私の方が先に住んでいたのだからグダグダいわずに我慢しろ

私もそうでしたが、薪ストーブが臭うなんてことをこれまで知りませんでした。非寒冷地でしたので、薪ストーブ自体をほとんど見たことがなく、知識のカケラもなかったのです。

ですから煙突がある=臭うとわかるだろうというのは、ちょっと酷ではないでしょうか。

加えて先に住んでいた方が偉い的なことを言う人もいますが、これは非常にモヤモヤする言葉です。……とは言えそんな考えの人がこれを見て「じゃあ言わないようにしよう」とはならないんでしょうけどね。

やれることはやりました

利用者
利用者

臭いには充分気をつけています。やれることは全てやりました。

被害者
被害者

え!?最初とたいして変わらないんだけど。もう何もしてくれないということ!?

臭いが困っていると伝えてくるのは、よほど相手が困っている状況です。そんな相手に「できることはやりました」と伝えることは、終了宣告と同意です。

  1. もうこちらでできることはありません。
  2. よって改善の努力をするのは終わりです。
  3. こちらは誠意を見せたのであとは我慢してください。
  4. もうこの件で言ってこないでください。

極端かもしれませんが、こんな意味に感じます。歩み寄りを一方的に終了させようとする言葉になるので、被害者側としてもとても腹立たしい言葉になります。

ちなみにここで言っているのは、たいした努力や時間・お金もかけず、素人判断で「できることはやりました」で済ませようとしているケースです。加えてやったことの説明も無かったらよりモヤモヤするでしょうね。

努力して、調べて、プロの指導を受けて、本当にやることをやった上であれば、意味合いが違ってきます。その場合は何をやったかを話してあげると、歩み寄ってくれていたんだなと思ってもらいやすいと思います。

他のお宅だって使ってます

利用者
利用者

我が家だけじゃなく他のお宅だって使ってますよ。この地域は田舎なので普通のことです。

被害者
被害者

よそで使っているからって臭いを正当化されても困る……

よそのお宅が使っていることと、煙の被害を感じていることは別の問題です。

よそのお宅も使っている=大目に見て欲しい=問題無いという、歩み寄りを拒否する意味合いにもとれます。

よそ様がどうこうよりも、目の前の相手に真摯に向き合ってあげる方が相手の歩み寄りを引き出せるでしょう。

田舎ですから野焼きで煙に慣れている地域ですよ

利用者
利用者

ここは田舎ですし、みんな野焼きで煙になれています。ですからここに住む以上、野焼きも薪ストーブも普通のことだと思うのですが。

被害者
被害者

野焼きの煙だって好きで吸っているわけではない。田舎なら他人に迷惑をかけて良いというのはおかしいと思うのだけど……

田舎だから野焼きがある。だから薪ストーブもOK……というのはおかしな話です。

実際は野焼きに迷惑を感じている人はたくさんいるからです。誰が燃やしているかも分からないので、我慢せざるを得ないこともめずらしくありません。

人に迷惑を掛ける行為は、田舎・都会問わず、良くないことであることはよく考えれば分かることです。

まとめ

本ページの内容は、実際の被害を受ける側である私ヤマダが言われたことのある言葉や、ネット上に話題になったものが中心です。

利用者の方も、下手に近隣住民と敵対したくはないと思います。コミュニケーションの際は、できるだけこれらの言葉を使わないように注意されると良いでしょう。

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