【PM2.5測定器】サンワサプライ CHE-PM25を購入したのでレビューします。

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PM2.5測定器CHE-PM25をレビュー 被害を受けている方
ヤマダ
ヤマダ

我が家の薪ストーブの被害はどれくらいなの!?現状を客観的に知りたい!

というわけで、単純に「知りたい」という気持ちから、測定器を購入してみようと思い立ちました。

何を測定するかですが、昨今話題に出ることも多く、かつ手軽に計測できそうな対象として「PM2.5」を対象とすることに。

年初にサンワサプライが発売するPM2.5測定器「CHE-PM25」を購入し、しばらく使ってみました。

年度末で立て込んでおりまだ知見は少ないですが、結果分かったことも多くあります。

  • 想定外のこと
  • 不満なこと
  • 新たな気づき

等など。

季節は暦上はもう春です。使い始めの新鮮な記憶が薄れてしまう前に、このCHE-PM25の使用感をレビューしておきたいと思います。

同機種はネット上の口コミもほとんどない状態のようですので、参考にしていただければ幸いです。

PM2.5=大気中に浮遊している直径2.5μm以下の小さな粒子です。そちらに付いての詳細は、国の解説をご覧ください。

製品情報

CHE-PM25製品情報

まずはCHE-PM25についての製品情報から書いておきます。

基本情報

基本情報は公式サイトから引用します。

表示画面 LCD
PM1.0/PM2.5/PM10測定範囲 0~999μg/立方メートル
HCHO(ホルムアルデヒド) 0.000~1.999mg/立方メートル
TVOC(総揮発性有機化合物) 0.000~9.999mg/立方メートル
測定温度範囲 0℃~50℃
測定湿度範囲 20%RH~90%RH
バッテリー容量 1200mAh
USBタイプ USB Type-C
入力 DC5.0V/1A
充電時間 約3時間
持続時間 約4時間
サイズ W68×D44×H150mm
重量 約217g
セット内容 本体、USB充電ケーブル0.8m(USB Type-A – USB Type-C)、取扱説明書・保証書
CHE-PM25【PM2.5測定器】PM1.0/2.5/10の濃度、ホルムアルデヒド、TVOC、温度、湿度の空気環境を測定表示。|サンワサプライ株式会社

まあこれだけ見ても、特筆すべき点はおそらくありません。ごく普通の基本的なPM2.5等が測定できる機器だと思います。

私なりに要点だと思うところをまとめておきます。

  • 計測できる項目
    • PM2.5
    • PM1.0(PM2.5より小さい)
    • PM10(PM2.5より大きい)
    • HCHO(ホルムアルデヒド)
    • TVOC(総揮発性有機化合物)
  • 温度、湿度も測れる
  • 充電式で持ち運びできる
  • 充電はUSB。ACアダプタは付属しないので、PCに挿すか別途用意が必要

販売会社について

販売会社はサンワサプライ(株)です。ご存じの方も多いと思いますが、同社は日本のPC周辺機器の大手です。

PC周辺機器とは、マウス、キーボード、ヘッドセット、ルーター等など、PC周りの多岐にわたるアイテムのこと。

参考までに同一業界の会社はどれくらいの規模感なんだろうと思い、売上(カッコ内の数値)も調べてみました。

  • バッファロー(654億)
  • アイ・オー・データ機器(566億)
  • エレコム(883億)
  • サンワサプライ(477億円)

※公開時の公式サイトで表示している数値。

似たり寄ったりですね。サンワサプライをご存じなくとも、いずれかの会社は知っている……という方も多いのではないでしょうか。

ヤマダ
ヤマダ

いずれの会社も安くて製品が多いので、家のどこかにあったりするんですよね。

メーカーについて

普通に考えれば自社製なのかと思うところです。しかしながらこの業界は時にそうでないことも多いです。

以下の状況を踏まえると、中国メーカーのOEM(※1)である可能性もありそうです。

  • ほぼ同一の見栄えの製品が、別の名称で販売している(中国の業者)
  • PM10は計測可能でSPMは不可(※2)

※1.要は別の会社が作った製品を自社ブランドで売っていること。
※2.日本ではSPMがベースですが、中国を含めた多くの諸外国ではPM10をベースにしているようです。

製品にはMade in Chinaとだけ記載されているだけで、正確なことは不明です。

実売価格

標準価格は、18,920円(税抜き 17,200円)です。

本日時点で、Amazon.co.jpにて13,584円。12月末ごろから取り扱いを開始したようですが、過去の最安は12,775円です。

ちょっとAmazonでは高めかもですね。

Amazon.co.jpの最安価格は、keepaというサイトの、Chrome拡張を利用して調べました。余談ですが神ツールですので、Amazonを使う人全てにお勧めです。

楽天なら、訳ありですが以下のお店が執筆時点では最安で、11,790円です。買い回り中&ポイント倍率の高い日を狙えば、1万円を切ることも可能でしょう。

【訳あり 新品】PM2.5測定器 PM1.0 PM10 ホルムアルデヒド TVOC バッテリー内蔵 CHE-PM25 サンワサプライ ※箱にキズ、汚れあり

この製品のポジション

もちろんプロが使うような機器ではありません。一般ユーザー向けの商品です。

一般ユーザー向けには、5千円を切る価格で購入できる激安品もありますが、それと比べれば少しだけ上の価格帯です。

一般ユーザー用として安くもないけど、高くもない。安く買いたいけど最低限ちゃんとしていてほしいといった方向けの製品だと思います。

ヤマダ
ヤマダ

万人にとって必要充分であろうポジションではないでしょうか。

私がこの製品を買った理由

REASON

PM2.5測定器は多くの製品があります。その中で、私がなぜこの製品を買ったのか理由も補足しておきます。

私も何を買うかしばらく迷っていたこともあり、購入の参考になれば幸いです。

安かったから(汗)

たいした理由でないので怒られそうですが、たまたま安くなってたからというのも理由の一つです。

おい

ヤマダ
ヤマダ

安さは正義ですし、たまたま安かったという理由もありかと。

楽天のとあるショップ内でポイントが期間限定で+9倍になっていて、1,000円のショップクーポンがあって……。

ということで実質1万しないで買えました(今は先ほど挙げた楽天のお店の方が安いです)。これなら次項で紹介するAmazonの9,999円の測定器と値段的におおよそ同じになることも決め手でした。

日本語のサポートが受けられる

当初はAmazonで中国の出品者の製品を最有力候補に考えていました。これも理由は安かったから(^^;)です。ちなみに買おうとしていたのは以下のいずれか。

ただ、2つ候補があることによる迷い(1つだったら迷わない)。

そして中国の出品者は初期不良やサポートでトラブった経験があるので、そうなったら嫌だなと先延ばししていたところでした。

サンワサプライは日本の会社なので、最低限日本語のサポートがあることはメリットになりそうです。

   

でも、中国の出品者は当たりだった時は非常にコスパが良いメリットはあります。

長年の信頼感

20年以上PCを使って仕事をしている私としては、サンワサプライに限らず、アイ・オー・データ、エレコム、バッファロー全てに長年お世話になってきました。

これらの会社は安くて品質はほどほど……というイメージですが、大量に購入しているわりに初期不良も一度も無く、印象が良いです。

中身は中国製で同じとは思いますが、長年の信頼感&安くなっていたこと(結局そこ)も併せて購入しました。

ヤマダ
ヤマダ

これまで初期不良などハズレが無かったのはただの運かもしれませんけれど。

開封して使ってみる

CHE-PM25開封

セットは↑のような感じです。本体・説明書・Type-C to USBケーブルのみとシンプルです。袋もなく、なぜか最初から説明書など汚れていたような……。

開けて&使って分かったことなどを書いてみたいと思います。

やっぱりOEM?

箱に印刷されているのは全て英語です。パッケージの日本語部分は、全てシールで後づけされたもの。おそらくはグローバルな対応ができるように作られているのでしょう。

日本語部分はシール

この辺、やはりOEMっぽい感じがしますね。

むしろ専門会社が作っていた方が信頼度がありそう、と見ることもできるかもしれません。

QC Passedの記載あり

QC Passed 14/5
2021 QC Passed 14/5の文字

QC Passed=おそらくQuality Check Passed=品質確認済みということが見て取れます。

2022/09/09追記:QC Passed=Quality Controlのようですね。似たようなものですけれど。

1台1台、動作だけでなく数値等の確認もしてくれているとしたら非常に嬉しいですが、そこまでされているかは分かりません。

でも普通に考えると、起動チェック時にリファレンス機と数値を見比べますよね(と思いたい)。

2021の下に手書きで14/5と書いてあるので、5月14日に検品?逆さに書くのは外国式?とも思いましたが中国は日付を逆に書く文化ではないようなので、グローバル向け?……謎です。

しばらくは異常値になった

撮り忘れましたがもっと酷かったです。

開封後、充電が済みワクワクしながらスイッチを入れ、説明書の通り日時設定や補正を実行。その後、測定してみると室内の空気はめっちゃ悪いです。

明らかにHCHOとTVOCだけ基準値オーバー。一時は計測上限値にまで上がりました。

画像では黄色バーですが、赤バーになり危険レベルを示す顔マークが表示されるほどです。

数値が高い状態が続いたので心配しましたが、数時間すると落ち着いてきました。でもまだ高いです。

結果として、2~3日くらいしてから落ち着いてきました。説明書には、「10分以上動作&5分動作させると安定する」と書いてありましたが、実際はもう少し時間が必要なようです。

ヤマダ
ヤマダ

初期不良かと思い焦りました。

梱包内のプラスチック・ケーブル・自身の新品臭がセンサーにびっしり付着していたのが影響している気がします。

実際、以降はTVOCが上がることなく、基準値内で落ち着いています。

充電について

充電のケーブルはついてますが、充電器はありません。USBの入力するコンセントか、充電用のUSBポートが必要になります。

私の場合は、以下がありましたのでそのまま使えました。

  1. PCのUSBポート
  2. スマホの充電用コンセント

1は、付属のコードとPCを接続するだけ。手持ちにUSB Type-C to USBのケーブルがあればそれを使っても。

2は、iPhoneやAndroidスマホの充電コンセントが使えます。

各種スマホ用コンセント利用可

USB Type-CのAndroid(ここ数年の端末)を日常的に使っている方なら何も考える必要はありません。スマホを充電するのと同じ感覚で、CHE-PM25のType-CポートにつなぐだけでOK。

ヤマダ
ヤマダ

ヤフオクやメルカリで売却するかもしれない方は、付属のコードはそのまま保管しておけば良いと思います。

不満に思われそうなところ

不満に思われそうなこと

私個人が不満に思うところと、人によっては不満に思われそうなところも併せて挙げてみたいと思います。

動作音はそこそこ

個人的にはさして不満ではないですが、人によっては不満かもしれないので書いておきます。

動作中は空気を取り込むよう常にファンが動いているようで、ジーというような音やキーンというような音が常にします。また、少し不安定な場所に置いておくと共振してやや強めの音がします。

気になる場合は、スリープに入る時間を短くさせ、必要な時だけ起動させるのが良いでしょう。スリープ解除は3秒ほどで起動し、(後述しますがTVOC以外は)すぐ数値が表示されます。

起動時の「ピー音」はうるさい

これは私もいらない機能だなと思っています。

電源を入れる際(ONからOFFにスライドさせる際)、「ピー」という音が大音量で響きます。寝ている子供やペットが起きるかもしれないくらいの音です。

これを防ぐためには、電源をOFFにしないこと。常に電源をONにし、OFFにするのは一定時間後の自動スリープで。使う時にはどこかのボタンを押せば、「ピー音」無しでスリープから起動します。

充電はすぐ切れる

スペックを見ると持続時間は約4時間と記載されています。しかしながら、体感的にはあまり持たないような印象があります。

基本的には常時接続(充電)していて、必要な時のみ外すような使い方が良いのではないかと思います。充電しっぱなし波電池パックにあまりよくないとも言われますが、面倒くさいですので……。

スリープに入る時間を15分と短くすると、比較的長持ちするようになりました。

充電の持ちは、スクリーン(バックライト)のオフ時間、スリープの時間、輝度、計測頻度の設定等総合的なものと思います。

TVOCはすぐに計測できない

Waitが出ている例

起動後、しばらくはTVOCの値は「Wait」と表示され、計測が開始されるまでに時間がかかります。

一度秒数をカウントしたところ、起動後3分で数値が表示されるようでした。

私はTVOCはあまり気にしていなかったので良いですが、この値を重視される方には気になるかもしれません。

撮影ではフリッカーが出る

フリッカーが強く出ている例
フリッカーが強く出ている例

これまでの撮影画像を見て、「画像悪いなぁ」と思われた方もいるかもしれません。もちろん、目視ではこのような縦線は入っていません。

当機の画面を携帯のカメラで撮影すると、フリッカーが必ずと言ってよいほど出てしまうのです(今まで出なかったのは数枚だけ)。

シャッター速度などで回避できるかもしれませんが、私のスマホには設定変更機能は付いておらず、うまく表現ができません。

酷いときには数値が分からないレベルまでフリッカーが出ます。

ヤマダ
ヤマダ

まあブログ等にアップするような人でないと不満にはならないとは思いますが。

PM2.5の計測例

まだデータは少ないですが、買ったばかりで楽しいのでいろいろと計測をしてみています。

計測場所は、基本的に室内の給気口前。我が家の場合、外気が給気口に設置されているPM2.5対応フィルターを通った直後の風です。

PM2.5フィルターはこちらのNOx対応標準フィルターを利用しています。※何度か洗って再利用しているので公式サイトの性能は保証されませんが、少なくとも臭いは一定量フィルタリングしてくれていることは確認済みです。

まだきちんとデータが取れていないので、おおざっぱな数値です。もう少しデータが増えたら、別途公開したいと思います。

通常時

地域差が大きいと思いますが、我が家の場合、基本的には2μg~5μg程度が多いようです。

ただ、たまに全く臭わないのに10μg~20μg程度になる時もあります。これは何が影響しているのかは分かりません。

今後も様子を見ていきたいと思います。

遠くの野焼き時

私の家は1kmくらい離れたところに畑が広がっており、時折火事のようなのろしがあがることもあります。そこから発生する、明らかに野焼きの臭いがする際は5μg~13μgくらいの範囲でしょうか。

例え5μgでも、そこそこ臭っている場合があります(薪ストーブに比べればかわいいもの)。

ヤマダ
ヤマダ

距離があるためか、それほど数値はあがりませんね。

薪ストーブの焚き付け時

我が家のメインの薪ストーブ被害の前提条件は以下です。

  • 煙突は大棟(※)より高い(我が家の大棟よりも高い)
  • 薪は常時びっしりあるのである程度乾燥していると推測(ただし雨ざらし)
  • 焚きつけ時のみ短時間強めに臭うけれど後はそれほど臭わない
  • 丁寧なお願いにより配慮はしてくれている

※大棟とは屋根の一番高いところ。

総合的に考えると、おそらく優良な利用者の部類に入ると思います(少なくとも我が家の周辺では一番)。

毎日使っているようですが、被害はその日の風向き等の要因もあるためか、日によって度合いが違います。そのため数値も日によってばらけます。

より粒子が小さいPM1.0も意外と多い

野焼きと同様、5μg~10μgでも室内で薪ストーブと認識できる程度に臭います。多いのは15μg~35μgくらいで、日によっては50μgを超えます。

我が家の場合、20μg~50μgくらいになると臭いの強さにあまり因果関係は感じられません。

いずれにしても臭いですが、40μgよりも20μgの方が臭いが強い時もあります。

おそらく臭いは別の物質によるところも大きいのでしょう。

最近は明らかな不完全燃焼や煙の直撃は無く、ほどよく拡散された状態での数値です。また、より臭いの強い室外はどうなっているか分かりません(わざわざ外に出たくないので……)。

2022/03/01追記:以下が初めての経験でしたが、振り切れるほど数値が上がることもあるようです。※注:以下の環境基準は1時間平均ではなく、1日平均の誤りです。

薪ストーブの焚きつけ時以外

焚きつけが終わった後(おおよそ1時間後以降)、体感は以下のような感じでしょうか。

  1. 臭わない
  2. 何となく臭う
  3. 薪ストーブの臭いと分かる程度にやや臭う
  4. 強めに臭う

風向きの変化もあると思うので焚き付け時と同一条件とは限りませんが、多いのは2と3。大抵5μg~10μg前後を維持しています。

4はおそらく何か失敗している時?夜は目視で確認できませんが、数時間にわたり15μg~20μg前後を維持しているときもあります。

ヤマダ
ヤマダ

寒い日の真夜中に長時間臭う時は、夜通し暖かいように空気を絞って不完全燃焼気味になってる気がする……

このPM2.5計を買って分かったこと

数値の信頼性は不明

実際に使ってみると、

ヤマダ
ヤマダ

……この数値、本当に正しいのかな?

というのが最初に思ったことです。というか本機に限らずなので、買う前から分かれよという話ですが(汗)。

論理人間の私としては、信頼できる根拠・証拠がないと100%信じることができません。せめて他にもう1~2個買ってみたら比較できるのかなとは思いますが。

せっかく「QC Passed」とあるのですから、どんな検査をしたかチラシでも付けてくれれば付加価値が上がるのになと思いました。

体感は正しかった

ヤマダ
ヤマダ

何となく臭いなぁ

妻

なんか息苦しい

こんな風に思った時には、確実にPM計の数値が通常時より上昇しているときでした。

計測することで、自分の鼻や体感は正しかったのだと思うことができ、自信を持つことができました。

しかし次項のこともあり、問題はPM2.5だけではないのかなとも思います。

PMが高くても臭くないこともある

逆に、PM値がやや高めでも(10μg~20μgくらい)特に臭わない時はありました。そんな時は(私は)息苦しさもありません。

この機器の数値が合っていると仮定するのであれば、息苦しい物質はPM2.5ではない!?もしかすると他にあるのではないか、という推測もできるように思います。

PM1.0も結構多い

より粒子が小さいPM1.0も意外と多い

画像を再掲しますが、PM1.0も多いのだなぁということがわかりました。

PM2.5は直径2.5μm以下の粒子に対し、PM1.0は1.0μm以下とより小さい粒子です。

論理的に考えれば、PM2.5よりも肺の奥深くまで入りやすいはず……ですが、今のところまだよくわかっていないようです。

検索しても、分かりやすい文献は無かったです。

ヤマダ
ヤマダ

少なくとも良いことはないと思うので、あまり嬉しくない発見でした。

環境基準は緩い印象

さすがに30μg~50μgくらい出ている時は、確実に臭いがあたりを覆っている時です。環境基準ではPM2.5は1日平均35μgですが、1日中そんな状態でないと達しないことになります。

PM2.5“だけ”をみると、環境基準は緩いんだなぁというのが正直な印象です。

ただ、私の場合は隣人がうまく使っている方だからかもしれません。改善のお願いをする前の何年か前はもっと酷かったので、環境によってはもっと上がるとは思います。

換気の重要さ

私にとってはHCHOとTVOCの測定ができるのは蛇足機能でした。自然素材を中心に建てたので新築臭も今では無く、元々気にかけて無かったのです。

しかしながら基準値以内とは言え数値は出るんですよね。そして給気口の前で計測を続けるとゼロにまで下がります。もちろん換気をしても室内の数値は下がります。

つまりは室内にはHCHOとTVOCの発生があるわけで。特に築浅の家では、24時間換気だけに頼らず、換気は重要だと思いました。

まとめ

以上、サンワサプライ CHE-PM25の使用レビューでした。

良くない点もありますが、ポイント還元込みで1万円くらいで購入できるPM2.5測定器としては可も無く・さして不可もなく。日本の会社の販売としてはライバル的な商品も無く(執筆時)、総合的にはまずまずなようにも思います。

今のところ、私の環境では測定できる項目において危険な状況ではなさそうということもわかり、少し安心もできました。

現在の状況がどうなのかご不安な方にも、PM2.5の計測器はお勧めできると思います。

ヤマダ
ヤマダ

特に小さな子供やお年寄りはPMの被害を強くうけるようなので、状況を知っておくことは有用と思います。PM高い時は外に出ないなど、行動に反映できますしね。

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